基本的には普段の妊婦健診で行う超音波検査と同じですが、NTという形態異常を調べます。
●NT (nuchal translucency) とは?
NTとは、超音波断層法で胎児の後頸部に存在する皮下の液体貯留像のことです。
妊娠10~14週ごろに見られます。
幅が3mm以上あると、ダウン症などの染色体異常や、先天性疾患など胎児に何かしらの異常がある可能性が高くなります。ですが3mm以上あるから絶対異常がある、というわけではなく、本当に診断するためには侵襲的検査をしないといけません。
NTは測り方によって値が大きく変わるので注意が必要です。また、普段の妊婦健診でたまたま測定できてしまうこともあります。